無敗で首位を突き進む柏レイソル戦。連休最終日の祝日との相乗効果で観客動員数は15600人。その中のホームゴール裏に私たち「アトムズ甲府」のメンバーも陣取っていました。
無敗の柏レイソルに初黒星をと前日から興奮して眠れませんでした。後で聞いた話ですが車で来た人は9時頃にはすでに小瀬に待機していたようです。集合時間は12時15分でしたが、みんな時間前に来ていて、チケットが完売寸前だったため他のメンバーの分のチケットを購入してしてくれた人までいました。
立ち上がりはヴァンフォーレのペース。サポーターの声援と期待が高まる中、10番藤田選手がここ一番のチャンスをものにし柏レイソル戦念願の初ゴールを決めてくれました。小瀬の陸上競技場のヴァンフォーレサポーターは歓喜に舞い上がり、私たちも立ち上がってガッツポーズをとりました!
その後柏レイソルの激しい反撃にあいこらえきれずにファールをおかしセットプレーから失点したものの会場のサポーターの声援は鳴りやまず、太鼓の指揮なしに小瀬のグランドはヴァンフォーレの応援歌一色に染まりました。
良い感じだね・・とメンバーの一人が言いました。しかしそれを断ち切らんとするばかりの柏レイソルの選手交代。それでも声援は鳴り止まずに続きました。試合終了間際には、大声援に応えるようなヴァンフォーレイレヴンがゴールに襲いかかりました。私は奇跡の2点目のゴールをとヴァンフォーレイレヴンに期待しましたがかないませんでした。
しかし緊張の糸が切れてしまい疲れがどっと出ました。首位柏レイソルに 1対1 と引き分けで上出来だよね、という私の声に、本当は勝ってほしかったという表情でアトムズ甲府のメンバーは答えていました。
それじゃここで解散ね というさわやかな声がかかり私たちアトムズ甲府は解散しました。今度みんなで観戦に来る時にはJ1に昇格して活躍するヴァンフォーレ甲府を見たいと思います。立夏の暑い日のことでした。
追伸
荻晃太選手のお姉さんに、その日偶然会いました。
「今日小瀬に行ってきました。おめでとうございます。」と声をかけると深々と頭を下げてくれました。ヴァンフォーレがリーグ戦出だしにつまづき下位に低迷していた時チームを鼓舞していた、荻選手27回目のお誕生日 本当におめでとうございます。
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