実は私は、今年の横浜ぽるとカップは出場を辞退するつもりでした。
キーパーにのしかかる特有のプレッシャーに今まで耐えて来ましたが、それに嫌気がさしたのです。
ふれあいカップでの決勝戦で0-0で引き分けた後のPK戦で、1本も止める事ができなかったことが大きく影響しました。背番号1のユニホームを大会の3日前に返却し皆の誘いも断ってきました。試合前日の夜も早目に就寝し、当日の午前7時頃にいつも通り起床するつもりでした。
12月1日の午前0時頃かかってきた1本の電話の後なかなか寝付かれずに考え事をしていると、徐々に試合に行きたいとう気持ちが高まってきました。なかちゃんとまっちゃんに相談すると「来てみれば」という事だったので出場を決意しました。
集合時間の10分前の5時35分に行くと集合場所に着くと既に4,5人いて、びっくりした顔で「来てくれたんだ」と声を掛けてくれました。中でも、やっちゃんが一番喜んでくれました。嬉しい限りです。
全員集合して、注意事項,フォーメーションを確認した後、バスに乗り込み出発。事前の連絡では、今年はワゴン車3台で移動するとのことでしたが、運転手付きのバスで移動するとのことで、ひと安心。ヴァンフォーレ甲府の中村コーチも現地で落ち合うとのことでした。横浜の会場まで約4時間の移動時間、みんな冗談をまじえながら、陽気な時を過ごしました。ブログでは記載できないこともありましたが・・・
大会会場に降り立つと、たくさんの選手達がすでにアップしているところが、目に飛び込んできました。予選Cグループの対戦相手を見ると、1度も対戦したことがないチームばかりで、昨年の覇者や、浦和の強豪など厳しいグループだということが分かり、あってはならないことですが、ひそかに予選落ちを覚悟しました。中村コーチと合流して、開会式が始まり、各チーム代表の挨拶の中で、今年は北海道から参加しているチームがあると、司会者から発表があり、他のチームから驚きの声が上がりました。また出場16チーム以上の応募のため抽選もれしたチームもあったそうです。
選手全体のアップの後、第一試合が始まりました。
VS フットリスタ(浦和のチーム)
前半は0-0と守り抜きましたが、後半になりこちらのゴール前でフリーになる相手選手が出てくるようになり3失点しました。中村コーチもアドバイスしてくれたのですが、なかなかゲームで生かせません。
VS SO SHOOT
おされ気味のゲーム。スローイングで前線にパスを出すのですがパスがうまく通りません。シュートチャンスがほとんどないまま0-0の引き分け。勝ち点1。
VS フレンドFC(昨年の覇者)
このチームもシュートチャンスがほとんどないので、ハーフタイム中村コーチから「引き気味になっている。みんなでもっと攻めて点を取りに行かないと勝てない」とアドバイスがありましたが、どうしても押されムードが漂い1失点。
1分け2敗 勝ち点得失点差で並び同率3位 他に選考基準がなくガチンコじゃんけん勝負。代表やっちゃんが勝ちました。(大爆笑)
昼休み安らぎのひと時。電車で応援にかけつけてくれた学生さん達と記念写真の撮影。私もスマホに撮り込みました。軽めに食事を済ませて、午後の1試合を残すところとなりました。
VS FCぴゅあ 主力選手がベンチに下がり予選で出場の機会がなかった選手が出場しました。前後半合わせて3失点。なんとか1点とってほしいと祈るような気持ちでいると、終了間際、ゆうくんがゴール前に切り込み左足でシュート・・・決まったあ!選手全員がガッツポーズ。サポーターからも大歓声が上がり、はずかしながらアトムズ甲府サイドは歓喜の渦に包まれました。あたたかいサポーターに見守られうれしいことです。
勝利からは縁遠かったのですが、フットサルのだいごみは、やはり得点を取ることなのだと、しみじみ感じる大会になりました。あと、もし私がチームを去ってもアトムズ甲府の活動はなくならないということが分かり安心しました。
余談ですが、今回私が久しぶりにブログにコメントを残したことは、バス移動決定に関わった方々に対して、私たちの感謝の念を表したものです。